* MOVIE * ~christmas in august~
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八月のクリスマスと映画いろいろ
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2006年 12月 31日 *

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■ 1998年韓国作品

■ 監督 : ホ・ジノ

  出演 : ハン・ソッキュ
       シム・ウナ


■ストーリー

ソウルの街角で小さな写真館を経営する青年ジョンウォンは
たびたび店を訪れる交通取締官のタリムに心惹かれてゆく。
彼女もまた想いは同じで、ふたりはやがて相思相愛の仲へと発展していくのだが…。

自分の死期が分かっていながら淡々とあくまで淡々と
残りの人生を過ごしている男ジョンウォン(ハン・ソッキュ)と
そういった事実を全く知らない活気あふれる
無邪気な若い女性タリム(シム・ウナ)の心温まる恋愛物語。
「死」という重いテーマの中に優しい「恋」の物語を注ぎ込んだ傑作。
 

■レビュー

韓国映画と初めて出逢ったのが この映画ででした。
そして それからいくつもの韓国映画を観たけれど この映画の感動を
越えるものはいまのところありません。

徹底的に抑制の効いた表現と美しい映像
そのなかに流れる深い愛を感じました。

生きるということはこういうことなんだって。
何気ない日常の一コマ一コマを大事に過ごすこと。
そして愛する人のために・・・

  
 僕の記憶にある写真のように
 愛もいつかは思い出に変わると思っていました。
 でも、君だけは思い出ではありません。
 愛を胸に秘めたまま旅立たせてくれた君に
 ありがとう の言葉を残します・・・・。


その言葉も愛する人にはたぶん届かない。
それでもいいのだと思う気持ちのせつなさが
ひしひしと伝わってきて。

ほんとは
生きたい もっと生きたい
そして 愛したい

そう思っていたのでしょうか・・・。


そんなやるせない気持ちを押し隠しながら
淡々とした日常を過ごしてゆくジョンウォン。

心の底ではどんな気持ちだったのでしょうか
それを知りたいのです。




 
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2006年 12月 12日 *

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■ 2000年韓国

■ 監督 : イ・ヒョンスン

■ 出演 : イ・ジョンジェ
        チョン・ジヒョン

■ あらすじ

柔らかな陽ざしを受けて、きらめく海、その海に抱かれるようにして海辺に建つ家。
家の傍らにひっそりと停む、クラシカルな郵便受け――。
物語は、この家から街に引っ越すヒロインが、新たに引っ越してくる人にしたためた手紙を、その郵便受けに入れるところから始まる。
しかしそれは、不思議なことに、時間をさかのぼり、2年前に、その海辺の家に最初に住んでいた青年のもとへと届いてしまう――。

この奇妙な現象を最初は信じない彼らだったが、幾度か手紙を交わすうちに、時を超えて語り合っていることを納得する。
やがて、誰にも話せない心の傷を打ち明け合うことで、互いの優しさに触れ、次第に惹かれあっていく。
そして、彼らは2000年3月に済州島で逢う約束をするが。
2年の時を経て、過去と現在に生きる2人が、ほんとうに出会う時は来るのだろうか…。

“イルマーレ”とはイタリア語で“海”のこと。


■ レビュー

2年の時を経て交わされるふたりの手紙。 
最初は 誤解?をとくためだったけれど やがては心と心が交わされるようになり・・・
その近づいてゆく様子がとても心地よい。

ふたりでの2年の時差でのデート。
遊園地とワインバー。
本当に隣にいればいいのに と もう観ているほうがその気になってくる。

でもやはり 時差があるというのはせつなくて
本当に出逢えるときがくるのかしら?ってちょっと不安になったりするけれど

相手を思う気持ちっていうのは
すぐそばにいなくても
2年のときを経ても たぶんそれが100年であったとしても?
伝えることはできるものなのかもしれないなと
少し思ったりして。


不思議な郵便受けを介して交わされる二人の手紙の
言葉のなかに いろんなことの真実があるような気がしている。

とても素敵な映画です。
何度観ても いい。
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2006年 06月 19日 *






■ 監督 : キム・ソンジュン

■ 出演 : チェ・ジウ チョ・ハンソン

■ あらすじ

死を目前にしながらも残された人生を明るく楽しく生きようとする女性へウォン(チェ・ジウ)。
そんな彼女に出会って、はじめて本当の愛を知る男性ミンス(チョ・ハンソン)。
残されたわずかな時間の中で、その愛を深め、育てていく。
残して逝く者と残される者、お互いが相手を思いやり、相手の抱える傷を癒したいと願う。
そしてそこに美しい秘密が生まれる…。



  天有願作比翼鳥
  地有願為連理枝
  
     天に在りては願わくは比翼の鳥と作らん
     地に在りては願わくは連理の枝と為らん
  
唐の第六 代皇帝・玄宗と楊貴妃の悲劇を読んだ白楽天「の末尾の一節   

映画『連理の枝』公式サイト
        

■ 感想

題名を聞いたとき 見に行かなくちゃって思いました。
学生の頃に 漢文だったか いえ 古文(たぶん源氏?)の授業で
この言葉が出てきたとき
そんな風に愛する ということに 強い憧れを抱いていました。(笑)

この世でも そして 来世でも・・・ずっと永遠に。
そんな風に愛するのが当たり前なのかとも?

現実の世界で生きているとそんなことばかりも言ってられず
源氏物語やら昔の高貴な人は暇だったから
恋愛に現をぬかしていたのだろうか?とまで思うほど。


映画の世界ではこういうことは時々ある話だけれど
だからこそ 映画にのめりこんでしまう私でもあるのです。

・・・

で この映画
題名ほどではないなぁと・・・ 確かに 運命的な出会いなのかと思えるのだけれど
設定やらなにやら 状況とかが
お国柄の違いか なんだかいい加減な作りのような気がして納得できない。
共感ができないのだ。

好きだとか愛してるだとかいうことは理屈はないのだから
それはそれで いいのだけれど

やはり生活というもののなかに恋愛だってあるのだから
もう少し 現実味があってほしいかも。
それとも いっそもっと 幻想的でも良かったのかも?

有名な俳優をつかった映画ほど
面白くない・・・ という最近の傾向にはちょっと飽きてきた感がある。




でもただただ泣いていました。
映画の内容とは関係なく いえ もちろん関係はあるのだけれど
これほど人を愛することはできたか?
これほど好きでも離れてしまうのか・・・
わたしがいますぐ死を宣告されたら?
だれか 連理の枝のように と 言ってくれるのだろか・・・

などなどと
考えて
寂しくなってしまった。
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The Original by Sun&Moon